2022/08/17 16:37
先日ご紹介した上田実先生の書籍、「驚異の再生医療~培養上清とは何か~」続編の「改訂版・驚異の再生医療~培養上清が世界を救う~」には幹細胞とは何か?iPS細胞よりも幹細胞の培養液が凄いなど書かれています。
幹細胞に関する基本的なことを学ぶには最高です。
しかも、「幹細胞培養上清」という再生医療の要となるポイントは重要なので本当に本を読んで頂きたいと思います。
最近聞いたことなのですが、脂肪由来の培養上清で作られた化粧品を販売してる方々が、この上田実先生の本を営業ツールとして使っていると聞きました。
確かに幹細胞の基本、培養上清のことなどを勉強するには良いですが、本の帯に掲載してあるような難治性疾患などの改善をしてるのは脂肪由来、臍帯由来の幹細胞培養上清ではなく、すべて乳歯歯髄幹細胞培養上清だということです。
上田実先生の書籍から抜粋させて頂くと
↓
「乳歯由来の培養上清がほかの骨髄、脂肪、臍帯由来の培養上清に比べて格段に優れた再生能力をもつことはわれわれの研究で証明されています。」
とあります。
なので乳歯由来である歯髄幹細胞培養上清は凄いのです。
この凄い培養上清で上田実先生は様々なエビデンスを持っています。
先生とお話しさせて頂いた時に「私は難病を治す培養上清を作っている」と言いました。
とても素晴らしいことだと思います。
そして細胞自体を使わない「セルフリー」が広がってきてるとも言っていました。
難病を治すくらいの再生能力はやはり歯髄だと思います。
幹細胞培養上清の関連する商品を作っている企業がどこまで勉強してるのか分かりませんが、間違った知識で広げていくのではなくちゃんとした知識によって培養上清を知って頂きたいですし、製品説明、プレゼンなども正しい情報を持って頂きたいと思っています。
まずは、この本をしっかりと読んで頂くことが一番重要です。
ちゃんと難病の治療での項目には「乳歯髄幹細胞培養上清」と書かれていますので。